ヒトの位置や人数を定量化
「人物検出技術」
★Honda特許活用

「本田技研工業」の特許ノウハウを活用した「人物検出技術」は、独自のアルゴリズム及び機械学習により、人物の位置や人数を検出できる「ヒューマンセンシング技術」です。

「人物検出技術」とは

画像処理技術によって無人で歩行者数計測(調査)が可能に

「人物検出技術」は、画像処理により画像中から「ヒト」を検出し、所定の場所における「ヒトの存在を定量化」する技術です。
具体的には、お店や通りに設置したカメラを利用して「歩行者数・歩行者量、来店数」を計測したり、監視カメラなどの用途に利用できます。

◆従来の通行量調査

  • 人的計測
    数え間違いや信頼性など人的要因に大きく左右される
  • 人手不足の問題
  • 納品までに時間がかかる
従来の通行量調査

◆人物検出技術の通行量調査

  • 画像処理による計測
    正確な検出で個体差がない
  • 無人でOK
  • 24時間365日でも稼働できる
人物検出技術の通行量調査

本「人物検出技術」の特徴

1.「Honda」特許(ノウハウ)活用

オープンイノベーションの一環として「本田技研工業(株)」と協業し、ホンダ社保有の特許技術・ノウハウを本「人物検出技術」に活用。車載以外のIT・IoT分野において、革新的なテクノロジーを創造しています。

2.AI(人工知能)搭載で高精度な検出を実現

技術に「AI(機械学習)」を取り入れることで、検出精度のさらなる向上を目指しています。

3.人物の「塗りつぶし」でプライバシー配慮

改正された”個人情報保護法”では「顔画像の利用が規制」され、プライバシーへの配慮が求められるようになりました。
人物検出をシステム化しようとすると「顔情報」を含むためネックとなりがちですが、本技術では人物自体を「塗りつぶし」して保存する仕組みを採用し、プライバシーへの配慮も安心です。

人物「置き換え」でプライバシー配慮
人物「置き換え」でプライバシー配慮

※サンプル画像です

4.歩行者量や来店数以外に「導線」も取得可能

本技術では、歩行者量や来店数などの計測以外に「導線」も取得できるため、マーケティングや見守りロボットなどのニーズにおいて活用範囲が大きく広がります。

デモ動画

当社の「人物検出技術」を実際に録画したデモ動画です。※CIS社のToFカメラ「DCC-RGBD1」を使用
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、動画は1名のみとしておりますが、「複数名の同時検出」も可能です。

<動画>高精度!本技術のデモンストレーション

活用例1「人物検出技術」×「マーケティング」

歩行者量や来店数を計測してマーケティング指標に

人物検出技術を用いて「歩行者数」や「来店数」を計測することで、ダイナミックプライシングなどの戦略的なマーケティング施策が可能になります。また、取得した「歩行者数データの販売」や、蓄積した「ビッグデータ」を利用してさらなる事業展開も期待できます。

ダイナミックプライシング マーチャンダイジング

ダイナミックプライシング
マーチャンダイジング

新規出店時のエリア調査 歩行者数データの販売

新規出店時のエリア調査
歩行者数データの販売

ビッグデータ活用

ビッグデータ活用

活用例2「人物検出技術」×「ロボット」

ヒトとの共存を目指すこれからのロボットに

AI(人工知能)の発展によりますますロボットの普及が期待されますが、依然として課題となっているのは「ヒトの安全性」の確保です。
人物検出技術をロボットに搭載することで、無人でも正確に「ヒト」を検出して「安全性の確保」「危険の回避」などの自発的な行動が可能です。

配達・運搬(物流支援)ロボット

配達・運搬(物流支援)ロボット

災害時のレスキューロボット・ドローン

災害時のレスキューロボット・ドローン

見守り介護ロボット・警備ロボット

見守り介護ロボット・警備ロボット

カメラについて

「人物検出技術」は、3Dセンシングを実現する「ToFカメラ(CIS社製:DCC-RGBD1)」、または、市販のWebカメラなどの「可視光カメラ」をご利用いただけます。ニーズをクリアできる、用途に合ったカメラを選定することが重要です。ご不明な点は、遠慮なくお問合せください。

ToFカメラ「DCC-RGBD1」概要

ToFカメラ「DCC-RGBD1」

「ToFカメラ」は、通常の2D(RGB)画像だけでなく、深度(距離情報)も画像データとして取得することが可能です。
中でも、アナログ・デバイセズ社のアナログ・フロント・エンドを使用したCIS社の「DCC-RGBD1」は、「可視光センサ」「赤外線センサ」「Depth(デプス)センサ」の3つのセンサが単一の基板上に組み込まれており、55×50×40mmという小型サイズが特徴のカメラです。

CIS社ToFカメラ | Webカメラ 比較表

★オススメCIS社ToFカメラ Webカメラ
デバイス名 DCC-RGBD1 Logicool c270n
製品URL https://www.ciscorp.co.jp/product/camera_detail.php?rec_id=164&group_flag=70 https://www.logicool.co.jp/ja-jp/product/hd-webcam-c270n#specification-tabular
サイズ 55mm(W) x 50mm(H) x 35mm(D) 70mm(W) x 32mm(H)
センサ 可視光(RGB)
赤外光(IR) ×
深度(Depth) ×
センサ解像度 RGB : 1280 x 960
IR : 640 x 480
Depth : 640 x 480
1920 x 1080
1600 x 1200
1280 x 960
1280 x 720
などに対応
照度環境 日中・明所
夜間・暗所 ×
距離計測※1 人物検出 ×
対応OS Windows OS
Ubuntu OS
Windows OS
各種Linux OS
iOS
Android OS
mac OS
給電 DC12V 3A 給電 USB給電
カメラ設定 調整可能※2
(開発用SDKあり)
変更不可
カメラレンズ 変更可能
M12 Mount
変更不可
FOV 60°
フォーカスタイプ 固定フォーカス 固定フォーカス
シャッター グローバルシャッター方式

※1 弊社SDK利用の場合 ※2 カメラAPIに定められたもののみ

FAQ(よくある質問)

Q人物検出技術では何が取得できますか?
A所定の場所における「ヒト」を検出でき、歩行者量や来店客数などを取得できます。
また、当社の視線検出技術を組み合わせて「視線情報」を追加で取得することも可能です。詳細は→視線検出技術HP
Q料金・価格を教えてください
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